今日発売の
SAPIO 6/27号の表紙には、
爆笑させていただきました。
SAPIO 6/27号の表紙には、
爆笑させていただきました。
青空に沸き上がる雲、
そして大阪城、富士山、
東京都庁をバックに、
空を見上げて並ぶ
橋下徹と石原慎太郎。
そしてデカデカとタイトル
『橋下徹と石原慎太郎
天下獲りへ』
いやー、すごい
インパクトとギャグセンス。
この衝撃、初めて
「白馬を駆る金正日」画を
見た時以来です。
お見事!
さすが
『橋下徹首相なら
日本をこう変える』
の大特集を組んだ5/9・16号が
バカ売れして、その大成功を
受けた第2弾だけあって、
気合い入ってますねー。
前回の特集でSAPIOは
『原発再稼働NOで
野田民主党と全面対決!』
と煽っていたのに、
当の橋下があっさり「敗北宣言」。
「『民主党に国の統治は
任せられない』と言ったのは、
暫定的な安全基準なのに
『安全宣言』したから。
今回、細野大臣が『暫定的』と
正直に認めたから、
(倒閣の)前提事実はなくなった」
と、「全面対決」を「全面撤回」
してしまいました。
普通ならここで
「はしごを外された!」
と怒ってもおかしくはないのに、
さすがSAPIOは肝が据わってる!
石原慎太郎と組んだ「次の闘い」
があるということにして、
大風呂敷を広げるだけ広げてます。
ホラ話も
ここまで来ると爽快です!
前回の特集号と、今週号は
まさに永久保存版です!
2,3年経って読み返してみたら、
また違った味わいを感じられて、
たっぷり苦笑いできることでしょう。
さてその橋下徹の
原発再稼働「敗北宣言」について、
週刊朝日6.15号で、
ジャーナリストの大谷昭宏氏が
次のように語っています。
「変節でも何でもない。最初に
大風呂敷を広げて落としどころを考える。
橋下さんのいつものやり方です」
「橋下さんはそもそも原発推進論者だ」
「府知事時代、彼は関西電力の
元役員を副知事に据えるなど、
関電と蜜月関係にありました。
元々が財界寄りの人間です。
深読みすると、最初から
『暫定的な再稼働』という
落しどころを考えつつ、
有権者には『脱原発』
というポーズを見せ、
財界にはギリギリで
再稼働に舵を切ってみせる。
そうして財界に
恩を売ろうとしたのでは」
この「深読み」は、
正しいと思います。
記事によれば、これから審議する
大阪市の予算案でも、
太陽光発電促進のための
補助金を打ち切ろうとしているそうです。
もう完全に、
正体は明らかになっています。
ところが、橋下のブレーンになっている
飯田哲也氏は、まだ橋下を
信じているようです。
経産省が兵庫県知事を切り崩し、
関電が地元企業にピンポイントで
「電気が止まるぞ」と脅しをかけたために
一敗地にまみれたが、
橋下は「期限付き」
「他の再稼働は認めない」という
新しい抵抗ラインを引き、
「次の闘い」に挑む
と言っています。
騙されてますよ、
飯田さん!
あなた、必ず
飯田さん!
あなた、必ず
はしごを外されます!
そういやこの人、櫻井よしこの
原発ブラボー・シンクタンクにも
名前連ねてて、「知らなかった」と
言ったことがありましたっけ。
基本的に、脇が甘い人
なんでしょうねえ…
飯田氏の著作には
ずいぶん勉強させてもらっているので、
詐欺師に利用されて、知らず知らずに
広告塔にされているみたいなことには、
なってほしくはありません。
何度も言いますが、
橋下徹は、
確信犯のウソつきです!
皆さん、
騙されないでください!!